舌癌から中咽頭癌になった親父のブログ

息子の自分が親父の代わりにブログを書いていきます

今日は

こんばんは。

今日は親父のお姉さんが面会に行ってくれたそうです。

そして今日は親父は胸のレントゲンと首のCTを撮ったと聞きました。6階から2階、1階へ自力で歩いて行ったそうです。今日は凄い頑張った!とお姉さんが言っていました!

術後10日も経たずに検査するとは驚きました!

でも回復しているみたいで良かったです!

発熱に関しては午後5時の検温で36.8度と聞きました。

今まで仕事詰めだった親父なので、休憩期間と思ってゆっくりと治って欲しいです。

今日は

こんばんは。

今日は頸部の抜糸をしたと言っていました。

あと気管の器具を変えて少し喋れるようになったとも言っていました。

ですが夕方から熱が出てしまい、また喋れなくなってしまったと、点滴で処置してもらったと夜メールが来ました。

術後は熱が出るとも聞いていましたので、大丈夫だと思いますがとても心配です。

術後五日目

術後五日が経ちました。 今日は母と妹が見舞いに行ってくれました。 今日はICUから一般病棟に移ったようです。 まだドレーンだらけですが次の患者さんが入るので、ICUで一番軽そうな親父から出されたようです。 でもそれも元気になった証拠だと思っています! 携帯電話でメールも出来るようになったとも聞いています。 ICUから一般病棟には車椅子で移動したと聞きました。 食事はまだ経口摂取は無理なので一昨日くらいから経管栄養(鼻チューブ)が始まったようです。 これから少しずつでも元気になってもらいたいです。

病状について

今回は親父の病状と手術の内容について簡単に書きたいと思います。

もし、同じ手術を受ける患者さんがおられましたら参考になれば幸いです。

さて親父の病気ですが中咽頭癌と言う病気です。

咽頭というのは、上咽頭、中咽頭、下咽頭と分かれていますが、中咽頭というのは簡単に言うと口を開けて見える喉の奥と思って頂ければいいのではないでしょうか。のどちんこ、扁桃、後壁(のどの後ろの壁)、舌根が中咽頭の領域です。

今回親父は扁桃癌と舌根癌という診断でした。

治療は手術しか選択肢はありませんでした。

手術の内容ですが、左の扁桃部と舌根部、下顎の部分切除(奥歯から歯2本分)を行いました。 補助治療として放射線が選択できないので手術で根治を狙うにはどうしても切除範囲が広くなってしまいます。 そこで今回はお腹の筋肉を切除部に移植する再建術も行っております。 後遺症についてはやはり飲み込みに影響が出るだろうと言われました。 飲み込みについてはこれからリハビリが始まるのでゆっくりと時間をかけてでもある程度できるようになってもらいたいです。 簡単に書かせていただきましたが、もし何か質問等ありましたら私が答えられる範囲で対応したいと思っていますのでコメントにてお願いします。

術後四日目

術後四日目は親父のお姉さんが見舞いに行ってくれました。

ICUの患者さんの中で親父が一番軽くて歩かされるのだとか。備え付けのテレビを見たり新聞を読んだり、ベッドの角度を自分で変えたりと、とにかく経過良好のようで良かったです。

日曜には一般病棟に移れそうな勢いみたいです。

しかしあれだけの大手術をして、こんなにも回復するもんだなあとしみじみ思いました。

中咽頭がん発覚から手術まで

今回は中咽頭がんが発覚した経緯を書きたいと思います。

まず、12年前に地元の総合病院で舌癌の治療で、舌の左部分切除と、左頸部リンパ郭清、放射線40グレイを当てました。幸いその時はリンパに転移は無かったのですが、補助治療として放射線を当てました。

そして今年の8月あたりから左耳の中が噛むときに響くように痛くなると言っていました。

初めはがんだなんて気付かなかったようですが、9月の14日に総合病院で診察があり診察の、前日に自分で喉に指を入れて触ったらおかしいと気付いたと言っていました。これはいいもんじゃないと。

診察の日にその旨を伝えると切って病理に出すと言われましたが、付き添いの母親が今回は切らずに地元のがんセンターに紹介状を書いてくれと頼み、その日のうちにがんセンターの方へ行き、頭頸科の先生に診察してもらうと95パーセント中咽頭がんでしょうと言われたそうです。

がんセンターで検査を進めると首に二カ所転移がありステージ4aと告知されました。

それに加え以前手術に放射を当てているのと、一カ所リンパ節が首の太い血管に近く摘出するのも大変な位置らしく、マンパワーの足りないうちではできないと言われたそうです。

そんなどん底状態で紹介されたのが今の病院です。

遠いけどここなら手術をしてもらえるかも、と。

その病院では、初日からもう手術が前提の話でしたがとりあえず一通りまた同じ検査を受けていると、首のリンパも画像診断だけでは転移とは言い切れないと針生検をしたと言っていました。生検結果が出ると左頸部のリンパは陰性で転移では無かった!しかしながらもう1つの大変な位置にあるリンパは針が届か無かったのでこれは手術で取ってしまうという話でした。

リンパに転移してなければステージ2じゃないかと!

ステージ2なら儲けものじゃないかと!

遠隔転移の有無を調べるため肺のCTと胃カメラで十二指腸まで見た結果は転移は無し!

まだ治療すれば手の施しようがあるじゃん!ととても喜んでいた自分がいました。

9月26日から通い始め1か月待たずに手術が出来たのは運が良かったと思いました。

術後三日目

術後三日目の今日は母と仕事が休みの妹で親父の見舞いに行きました。

地元から病院まで、車で4時間程度かかるので平日仕事の私は行けないのです。

今日は妹達に様子を聞いたところ、歩きのリハビリと体重測定、それと気管切開しているので自力で筆談出来るようにまで回復したようです。

先生も経過良好と言っていたようです。

私はとても安心したし、なんと根性のある親父だなとしみじみ思いました。

やっぱ経過良好と聞くととても嬉しくなります。